摂食障害 情報メモ

摂食障害の回復に役立つことや関連情報。忘備録。

2017/9/5  ジャネット・トレジャー氏来日講演メモ一部

Janet Treasure - Wikipedia

 

ECHO (Extension for Community Healthcare Outcomes?)新モーズレイ式協働的ケア 中間報告

・家族との協働 病期と年齢の問題

・長期の病気は、神経学的な進行と関連

(社会的認知と神経可塑性の低下、摂食障害習慣の増加)

共有する必要のあるスキル

  • 自主性をいかに上げるか(制御された動機を減らす)
  •  役に立たないやりとり、感情表出を減らす
  • 自分自身の役に立たない行動を減らす(過剰適応、イネイブリング)
  •  行動変化へのサポート

 

 

社会的問題を標的にする

 認知的対人関係モデルの構築

 病前の要因: 感情や対人関係のスタイル、不安、回避的な傾向

      思考スタイル、細部に焦点化された頑固さ

 維持要因: 対人関係の苦痛、拒食症的な価値、アイデンティティ

 

摂食障害の維持要因

 社会 : 社会的認知の低下、仲間関係から引きこもる

     解体した家族、病気のアイデンティティの上昇、孤立、寂しさ

 神経学的な進行: 飢餓による損傷(社会的認知)

                              慢性的ストレス(視床下部下垂体副腎系の異常)

 神経可塑性: 嗜癖ドパミンの変化

      報酬系のバランス異常

 

スキルの共有: 協働的ケア

   協働作業(共通の理解、スキルの共有)

          摂食障害のワナからの脱出(感情のコントロール、自分のケア、過剰適応の減少、過保護の減少、敵意や批判の減少、意見の不一致と分裂の減少)

 

     変化のためのスキルの提供(思いやり、肯定的なコミュニケーション、行動を変化させるスキル)

 

どのように行動を変えるか気づき、計画と挑戦(APT)

 

 気づき:どのような願い(いつ、どのように、誰が、何を、誰と)

   正確な計画(脚本、ステップと結果の可視化

 勇気と創造をもって繰り返し挑戦する

 

 

家族と課題を共有することの利点

 

 家族は支援に意欲的である

 社会的なサポートはメンタルヘルスに有効

 養育者は孤立を打破する橋渡しとなる

 養育者自身が行動を変えることは、子供の行動を変えるよりはるかに容易

 小さな批判的なコメントは動機づけ面接の反論となりうる

 少しの過剰適応が転機に影響する

 親の行動の変化は、患者の行動変化のモデルとなりうる

 

中間結果 新モーズレイ式協働的アケ(ECHO)

 成人、思春期の入院患者の家族との協働作業は摂食障害を改善する(再入院率の低下、BMIの向上)

 思春期の仲間関係の改善

養育者の支援行動の改善

支援に要する時間短縮、感情表出と過剰適応の減少