摂食障害 情報メモ

摂食障害の回復に役立つことや関連情報。忘備録。

「摂食障害からの回復支援」自己治癒力を妨げない「消極的」精神療法のすすめ

 

摂食障害からの回復支援―自己治癒力を妨げない「消極的」精神療法のすすめ

摂食障害からの回復支援―自己治癒力を妨げない「消極的」精神療法のすすめ

 

 

内容

・食行動ややせ願望を積極的に扱わない

・体重の目標を設定しない

・積極的な栄養補給は行わない

自傷行為や自殺企図を積極的に取り上げない

・入院治療はなるべく最小限にする

・深層心理への介入を行わない

・治療者は、治療全般に対して受動的な姿勢で臨む

 

一般的に激やせ期には生命の保全を優先に、入院治療においては強制的な栄養補給をされることもあるらしいが、それは否定している。"こころのよりどころであるやせ"を奪わない、体を使ってSOSを出しているのを否定しないとのこと。

 

実際、極端なやせ期には身体とともに脳も飢餓状態で通常の思考ができなくなっているので、ある程度体重を回復して思考が働くようにすることは必要なのだが。

 

極端なやせ(飢餓)状態にあるだけで抑うつや不安が発生したり、思考狭窄になったりするので、それを改善することはどうしても必須となってくる。

 

食行動を問題にしすぎないのはよいと思う。

ただ、過食期には食行動をモニタリングして見直したりすることが改善につながることもあるので、時期にもよるし、人にもよるとしか言えないだろう。

 

「深層心理への介入を行わない」とのことだが、本に挙げられているのはせいぜい発症後数年という症例。長年摂食障害にあれば本人もいろいろ考えているし、その上で生き方を見直すことは大事なのではと思う。

 

この治療法では基本的に診察に時間をあまりかけない。患者が自分から心理について話し始めれば聴くと。

 

最初から医師が積極的に聞き出す様子がなければ、患者が自分から本音を言うようになるのはレアなのでは。信頼してみようという理由が見つからない気がするが。

 

否定することばかりではなく、なるほどという部分もあり。

まだ未消化。